人工呼吸器を使用している方で、ベッドの背上げ背下げをした時に、その都度呼吸器の回路(ホース)の位置調整をしないと、気管切開部に負担がかかったり、水滴を吸い込んでしまったりします。位置調整の際にも、のどに負担がかかることが多いので、少しでも楽に姿勢変換ができるように、ベッドの背板と一緒に動いてくれる保持アームを作りました。マットと背板ににベースを挟んで固定し、自在アーム(グースネック)で位置調整をします。回路の保持部は、アルミ板を曲げたものに細いゴムチューブ(自転車の虫ゴム用の長いチュープ)で固定するようにしました。ゴムを引っ張るためのタブ(ここでは装具のリング固定用のプラパーツを流用)をつけてあります。
自分で、ベッドのリモコンを操作できる方には必需品になっています。